2016年8月25日木曜日

シン・ゴジラ観にいってきた。

シン・ゴジラ観にいってきました。 エヴァの監督だっていうからなにそれ絶対小難しい話でしょ、って思ってたらスッキリ気持よく面白かったー!

はい、以下ネタバレ含む。あ、深い考察とか無いですよ!

最初なんか地を這う怪獣が出てきた時あれがゴジラだと思わないよね。でも背中になんかついてるし…もしかして、くらいの。あれがゴジラだとわかった瞬間の興奮はすごかった。すげー!進化した!っていう。今までにないゴジラの見せ方、見事としか言いようがなかった。

登場人物が淡々と仕事をこなすように見えて実は熱い、っていうのが燃える展開。最初はなんだか無駄にしか思えない会議が続いてかったるいなー、とか思ってたんですよ。場面切り替えも早いし適度にコミカルに描かれて飽きる、ってことはなかったんですけどね。そっから変わり者たちの部署ができたあたりから急展開、っていうかダラダラ感消えてぐいっと引き込まれた。ダラダラ感っていうのは映画に対して、というは会議に対して、ね。なんでこんな手続き必要なんだよ…はやくしないと大変なことなるぞ!っていう。部署できた時に人事査定には関係ない、ってとことかグッときました。そうそう、こういうの求めたんだ、っていう。

自衛隊が突っ込んでいって、おっここで一つ物語は落ち着くのか、と思ったらあっさり撤退しちゃう、っていう。ゴジラ強し。まじで強し。あんだけ総理が作戦決行できず引き伸ばして、の戦車とか投入だったのに負けちゃう。うわっ、絶望だわ、絶望しかないわ、と。すごいハラハラしながら観てた。もうやめて!東京終わっちゃう!なくなっちゃう!

矢口一人で奔走してもどうにもできない、いろんな人の協力あって例のプランにたどり着くって流れがいいよね。少年ジャンプ的な友情・努力・勝利ではないかもしれないけど、大人の友情・努力・勝利って感じだ。最後自衛隊の人らを奮起させるシーンがちょっと泣いてしまったよ。名演説、だったと思う。感情を抑えるのが大人、とまで徹底した描き方はされてないけど、少年漫画と比べると叫んだりするシーンって全然出てこないじゃないですか。1回キレるシーンはあったけども。ドーンってヒーローが出てきてバーンと敵を倒す、そういう派手さとは違ってともすれば地味に進む映画の中にあって感情的にはすごい盛り上がりを見せた一幕だったと思う。その後の作戦決行シーンよりなにより、あの演説が一番の名シーンだと思う。

うまく感情抑えつつ最後にむけてじわじわ盛り上げて、とはいえゴジラはずっと暴れてるし緊張は途切れないしで見終わった瞬間思わず面白かったー!って自然に声が出ちゃう、そんな映画でした。もう1回観に行きたいよ。

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